みんな給与って何に使っているの?社会人200人にお金の使い方を聞きました

コラム
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私たちが働く大きな目的の1つ、それは「収入を得ること」
前回、25歳〜35歳の働きざかりの男女200人を対象にアンケートを行った際には、「お金を得ることが働く1番の理由」だと答える人が全体の8割を占めました。

では、働いて得たお金を、皆さんどのようなことに使っているのでしょうか。
今回は「20歳から59歳までの労働人口225人」に、“給与の使い道”についてアンケートを実施。自分の使い道と比較しながら、結果をご覧になってみてください!

Q1 毎月の給料の手取り額と貯金額の組み合わせについて回答してください。

最初の質問は、「月々どれだけのお金を貯金しているか」を聞いたものです。
月々の手取り収入が「20万円未満」「20万円以上30万円未満」「30万円以上」の3つに分けて、月々の貯金額にどのような違いがあるのか見ていきましょう。

まずは、手取り20万円未満の人から。社会人になりたての若手社員の方は、手取りが20万円に達しない人が多いのではないでしょうか。データを見ると、全体の4分の1以上が「貯金なし」と回答しています。
手取り20万円未満では、家賃の支払い、食費、光熱費、交際費を支払うので精一杯で、なかなか貯金する余裕がないというのが現実のようです。一方その中でも、確実に貯金を積み上げている人がいるのも事実。この手取り月収に近い収入の人たちは、食費や交際費をどれだけ使うかによって、貯金額に大きな差が生まれそうです。

続いては、月の手取り収入が「20万円以上30万円未満」の人のデータを見ていきましょう。
手取り「20万円未満」の人のデータと比較して大きく違うのは、『「貯金なし」の割合が8.8%下がっている』『「貯金50,000円以上」の割合が6.4%上がっている』ということ。月々の手取り収入が20万円を超えると、生活に余裕が出てきて、貯金する人の割合が増えるという事実が如実に表れていると言えるでしょう。

最後は、手取り月収が「30万円以上」の人のデータです。
なんといっても特筆すべきなのは、「貯金50,000円以上」の割合が50%を超えているということ。30万円以上手にする人にとっては、毎月貯金することは「当たり前」なのでしょう。
ここまで、収入ごとに3つのデータを見てきました。データから導き出される事実は「貯金額は、手取りの月収に比例する」ということです。特に、手取り月収が20万円よりも上か下かによって、貯金の有無に大きな差異が生まれることがわかります。では、貯金をしている人は、どのような目的の人が多いのでしょうか。

Q2 何のために貯金をしていますか?最も大きな理由をお選びください。

続いては、「貯金をする目的」について調査した設問です。
多くの割合を占めているのは、「子供の学費や生活費のため」「老後のため」の2つであることがわかると思います。2つを合わせると50%を超える結果になりました。「身の周りにある、自分の欲しいものを買う」という短期的スパンの目的ではなく、将来を見据えて計画的に貯金をしている人が多いことがわかります。

結婚をすると、それに伴い、住宅の購入や子供の教育費など、大きなお金がかかることが予想できるもの。したがって、若いうちからコツコツと貯金することが、後々になって重要になってくるのです。
とは言え、将来のために貯金している人でも、自分のために使うお金だってあるはずです。自分のために使えるお金はどれほどあるものなのか、次の章で見ることにしましょう。

Q3 月々の収入の中で、自分だけのために使えるお金はいくらですか?

月々の収入の中で、「自分のためだけに使えるお金はいくらか」を聞いた設問。
意外と多くないことがおわかりでしょうか。このアンケートの回答者には、月に30万円以上の収入を得ている人が25%程度はいます。にもかかわらず、自分のために使うお金が多くないのはなぜでしょうか。
あくまで仮説の域は出ませんが、「年齢とともに収入は増加するが、結婚を機に自分のために使えるお金が少なくなる」というのが、理由の1つとして考えられます。次のアンケートをご覧ください。

Q4 この1年間で買った、一番高価なものと、その値段を教えてください。

こちらは、「1年間で購入した最も高価なもの」のアンケート結果です。
高い順にランキングにしたところ、上のような結果が得られました。上位にランクインしているのは、家族のためにお金を使っているものばかり。家や車をはじめとして、結婚をすると、高価な買い物が増えることがわかります。この結果も、前の章で述べた仮説を説明するものだと言えるでしょう。

Q5 20代~50代で、いつが一番お金がありましたか?あるいは、あると予想しますか?

最後の質問は、「20代~50代で、いつが一番お金がありましたか?あるいは、あると予想しますか?」というもの。

純粋な収入額を考えるならば、年齢に応じてもらえるお金が増えていくのが当然です。では、なぜ「20代前半~30代前半」にかけての世代が、「1番お金がある」と答える人が多かったのでしょうか。その理由は、アンケートの回答者が「自分のために使えるお金がある=お金がある」という認識をしたからだと考えられます。

結婚している割合が大きく増加する30代後半から、お金を家族のために優先的に使う必要が出てくるということが、ここでも予想できるのではないでしょうか。

結婚を機に、自身で使えるお金は減少!貯金は計画的に

給料の使い道について聞いた今回のアンケート。年齢を重ねるにつれて収入は増えていきますが、それと同時に、自分のためだけに使えるお金が減っていくことがわかりました。

この記事を見ている若い方々に向けて。結婚を機に自分のために使えるお金が少なくなり、家族のために大きなお金を使う必要が出てきます。この事実を念頭に置いて、計画的に貯金をすることをおすすめします。
本記事をきっかけに、ご自身のお金の使い道について、改めて考えてみてはいかがでしょうか。

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